2003年8月の「ガンバル!かぶらのお百姓さん」

富岡市中高瀬の
佐俣恵之助さん・玲子さんご夫妻
です

施設で菌床の管理をする佐俣さんご夫妻

なめこ専業で周年の施設栽培を実践

 「消費者が安心して食べられるように、最善の注意を払ってナメコを栽培しています。菌床も無農薬なんですよ」
 なめこの施設で、菌床の管理をしながらそう話してくれたのは、富岡市中高瀬の佐俣恵之助さん(49)と奥さんの玲子さん(40)。佐俣さんが、なめこの栽培を始めたのは、二十六才の頃。しばらくは、養蚕などと兼業でしたが、十年前に空調施設などを整え、専業としてなめこの周年栽培を始めました。佐俣さんがなめこの施設栽培を始めたキッカケは、収穫サイクルが速く、天候などに左右されない施設ものが、経営リスクを減らせると考えたからです。
 最初は順調な栽培を行っていた佐俣さんでしたが、4〜5年後に思うような成果が上がらず、カベがあったといいます。「慣れてきたり、設備の入れ替えなどが原因でした。原点に戻り、初心に返ることが大事だと思い、カベを乗り越えられた。最も大事なのは、菌床の殺菌、接種から初期培養。その後の管理も、機械まかせにしないこと。ハウスに行って五感で感じることが大事だと思うよ」という佐俣さん。佐俣さんは、菌床の匂いで生育の善し悪しが分かると言います。まさにプロ!
 設備の拡大ではなく、ロスを減らすことで、さらなる収量のアップを図ることがこれからの目標だそうです。


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