2005年3月の「ガンバル!かぶらのお百姓さん」

今月のお百姓さんは

富岡市七日市の
戸塚純さん・めぐみさんご夫妻

ガンバル!かぶらのお百姓さん

▲戸塚純さん・めぐみさんご夫妻

就農して一年。家業を継いでコンニャク専業

 「いま、会社勤めでは、決して味わえない充実感を感じながら働いています」
 戸塚純さん(29)が、実家のコンニャク経営に加わり、もうすぐ一年が過ぎようとしています。秋田の大学を卒業後、東京で4年余り会社勤めをした戸塚さん。「スーツ姿に憧れて東京での生活を始めました。職種は営業職。子どもの頃は思いもしなかったけれど、就職してから徐々に、農業に対する想いが変わってきたのを感じました。スーツ姿より、作業着でトラクターに乗る方がカッコイイ! 農業に自信を持つ父の姿に、『自分もこうなりたい!』と思うようになりました。父には『跡を継げ』と、言われたことは一度も無かった気がします。『農業をやる』と言ったときも、『そうか』という感じでした。いつかは、父を超えるコンニャク作りをしたいです」と語る戸塚さん。「農業は初めて」の戸塚さんは就農前の一年間、渋川市にある《こんにゃく特産研究センター(旧こんにゃく分場)》で、研修生としてコンニャクの基礎を学びました。そんな戸塚さんに、父・博昭さん(54)は、「農家も会社勤めも、大変なことには変わりはないが、やればやるだけ成果が見えるのが農業の良さ。私が得た栽培技術は、すべて息子に伝えますよ」とエールをおくります。
 「農業のことは全然わかりませんでした。まるで想像がつかなかった」と話すのは、昨年10月に戸塚さんと結婚しためぐみさん(26)。めぐみさんは横浜生まれの横浜育ち。「『農業をやる!』と決意した純さんについて行こうと決めました。まわりの人たちも、みんな温かくて今は幸せです」と、笑顔で答えるめぐみさんと二人、いきいき農業ライフを送る戸塚さんです。


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