2005年4月の「ガンバル!かぶらのお百姓さん」
今月のお百姓さんは
妙義町古立の
田村武さん・成子さんご夫妻
▲「今年はあまり台風がこなければいいな」と話す田村さんご夫妻(自宅前のビニールハウスで)
露地ナスとキウイフルーツを栽培
「先週JAから届いた苗を、ポットに仮植えしたところです。露地ナスを作り始めて今年で8年目になりますが、毎年条件が違うので、何年たっても勉強ですね」
3月下旬、自宅の庭先にあるビニールハウスで、ナス苗の管理をしながらそう話すのは、妙義町古立の田村武さん(73)。良質の苗を育てるポイントは温度管理。こまめにハウスへ出向き、ビニールの脱着作業をするそうです。ナスは育苗期間を終えると、5月上旬頃には畑に定植されます。
「8、9月の出荷最盛期には、雨が降ろうが風が吹こうが、毎日二人で、軽トラックに乗って畑へ行きます。朝だって、明るくなるのを待って出掛けます。習慣になるんですね。やり始めれば、勢いで出来るようになるから不思議ですよ」と話す田村さん。
そんな田村さんを、「無口なのはおじいさん譲り。一見おとなしそうだけれど、実は頑固一徹な性格ですよ」と教えてくれたのは、奥さんの成子さん(68)です。成子さんの役割は、寡黙な武さんの広報役なのだとか。「必要なことは、おれの代わりにみんな言ってくれるよ」と田村さん。晩酌の時も、成子さんが話し相手になり、焼酎を飲むのが日課だそうです。
田村さんは、露地ナスの他にもキウイフルーツを栽培しています。以前はタラの芽も作っていたそうですが、今はやめてしまったので、冬場の時期が暇になってしまい、新たな作物導入も検討しているということです。
「年を取っても、元気に働けることが幸せですよ。年に一度、孫を連れて行く温泉旅行を楽しみに、これからもがんばって畑に出掛けますよ」とイキイキ語ってくれた田村さんご夫妻です。
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