2006年3月の「ガンバル!かぶらのお百姓さん」
今月のお百姓さんは
富岡市野上
須賀淳二さん・幸子さん
▲「夢を持って農業をしていきたい」と話す須賀さんご夫妻
菌床栽培を中心にしたシイタケ専業
「菌床栽培を始めた頃は、とにかく夢中でやっていたという感じでした。原木栽培と同じイメージで管理をすると上手くいかない。同じシイタケですが、全く違うものだと理解し、気持ちが切り替わるまで苦労しました」
自宅近くのハウスで、菌床シイタケの管理をしながらそう話すのは、富岡市野上の須賀淳二さん(52)。
須賀さんは高校卒業と同時に就農。コンニャクと原木シイタケの複合経営から、徐々にシイタケ専業へと経営を転換していきました。原木シイタケから菌床栽培にシフトしたのが3年前。いかに須賀さんがキャリア30年の原木栽培のプロでも、菌床への変わりはじめの頃は苦労が多かったといいます。菌床シイタケは温度、湿度や光に敏感で、管理に戸惑うこともあったそうです。収量や作業効率が上がるというメリットがある反面、作業が単純化し仕事量が増えるという悩みもあります。
「10月から3月までは、シイタケが出っぱなし。正月もないですよ」という須賀さんですが、同じ時期に菌床栽培を始めた近所の仲間との旅行や情報交換の集まりなどを楽しみに、仕事に励んでいるそうです。そんな須賀さんを、奥さんの幸子さんは「とにかく凝り性な人。集中しだすと止まりません。今、有機野菜やイチジクに興味があるみたいですね」と笑顔で話してくれました。
「中国など農産物の輸出国も、やがて輸入国になるのは必至。消費者も『国産』という意識が高まっているのを感じます。そんな中で、農業後継者を一人でも増やすには、やっぱりそこに夢が必要だと思います。私もシイタケ栽培を経営の柱にして、有機野菜を育てたりと、いつまでも夢をもって働きたいですね」と熱く語ってくれた須賀さんです。
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