2006年5月の「ガンバル!かぶらのお百姓さん」

今月のお百姓さんは

富岡市南蛇井
岡野公映さん

ガンバル!かぶらのお百姓さん

▲鮮度保持や規格の簡素化を図るため、3月から始まったコンテナ形態で、イチゴの出荷作業をする岡野さん。
コンニャクからイチゴとの複合経営へ
 農林大学校を卒業し21才で就農した岡野公映さん(37)。当時、実家では、父・修さん(69)がコンニャク専業で経営を行っていました。岡野さんが入り、規模拡大を図りましたが、コンニャク相場が低迷していたこともあり、対応策として露地ナスやニラなどを3年間作ったそうです。
 「イチゴ栽培は、JAや仲間に相談しながら決めました。でも、最後の決断は自分。施設栽培は初期投資がかかるので、腹をくくって始めました」と、当時の決意を語る岡野さん。修さんたちを家族会議で説得。ニラのパイプハウスを利用し、手探り状態でのイチゴ栽培がスタートしました。当初は、「あくまでもコンニャクが主。イチゴはコンニャクがヒマな時にでも」と始めたイチゴ栽培が、今では経営の6割以上を占めるようになったそうです。
 「作物が違えばゼロからのスタート」という岡野さんが、現在でも欠かさず行っていることが、先進地の視察だそうです。「他の産地を訪れることで、様々な人に出会え、様々な取り組み方に出会えます。忙しい時に出かけてしまい家族は大変だと思いますが、これも勉強。家族のためだから」
 9月で結婚12年。奥様の泰代さんは「主人は仕事人間。いつもイチゴのことを考えているみたい。でも、子どもが大好きで、毎年夏休みには、旅行に出かけて家族サービスをしてくれるんですよ」と笑顔で話してくれました。
 これからの目標を伺うと「3月からイチゴの鮮度保持や複雑な規格の簡素化を図るために、部会で提案していたコンテナ出荷も始まりました。自分の中にも経営の理想はありますが、私はどちらかというと現実主義者。アイデアを取り入れながら、一歩一歩、前へ進んでいきたい」と着実に前進する岡野さんです。


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