2006年8月の「ガンバル!かぶらのお百姓さん」

今月のお百姓さんは

甘楽町上野
吉田文保さん・すゑ子さん

ガンバル!かぶらのお百姓さん

▲「お金にはかえられない夢を持って、まだまだ頑張る」と話す吉田さんご夫妻
ニラを中心に、ブルーベリーや桑の実など
 「6月の終わり頃から今月初めに、ニラの定植が終わったところ。今年は、ここにきて雨が多くなり、なかなか仕事がはかどらないね」
 梅雨の長雨が続く7月中旬、農作業の合間にそう話してくれたのは、甘楽町上野の吉田文保さん(76)。
 吉田さんのニラ栽培歴は30年以上。以前はコンニャクも作っていましたが、還暦を過ぎたのを期に、比較的作業の軽いニラ栽培を中心にした経営へと転換しました。
 吉田さんは、新規作物導入の取り組みも積極的で、今まで様々な「目新しいもの」を栽培してきたそうです。「ズッキーニやパプリカなども栽培しました。今では良く知られたこれらの野菜も、当時は近所の人に不思議がられたものです。新聞や雑誌などで紹介される記事を見ては、すぐに作ってみたくなる性分なんですね。気が付くと、種子や苗を取り寄せているんです」と話す吉田さん。
 最近では、ブルーベリーやマルベリー(桑の実)を、妹の櫻井綾子さん(同町庭谷)に委託して、昨年からジャムに。JAのファミリー食彩館や町の物産センターで販売し好評を得ています。
 そんな吉田さんを、奥様のすゑ子さんは「もの好きな人。気が短いせいなのか、何でも思い立ったらすぐ行動するんです。趣味も多彩で、盆栽に竹細工や習字……と、畑仕事の合間に、休まず何かやっています。この前も、竹とんぼをたくさん作って、東京の孫に渡していました。仕事も趣味も、遊び心を持って楽しんでやっているようです」と笑顔で教えてくれました。
 これからの夢を伺うと「自分のことだけではなく、少しでも地域のお役に立てればいいなと思っています」といきいきと瞳を輝かせる吉田さんです。


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