2006年10月の「ガンバル!かぶらのお百姓さん」
今月のお百姓さんは
富岡市下高尾
堀込 聖(さとし)さん

|
▲「技術を確立し自然農法の産地化を目指したい」と話す堀込さん
|
|
|
自然農法を実践、栽培技術の確立を目指す
|
|
「30年前、父が自然農法を始めた動機は、農業の自然環境への影響を憂いてのこと。以来、試行錯誤を繰り返し、環境に優しい農業を実践している、そんな父の信念を持って努力する姿を尊敬しています」玉ネギの育苗ほ場で、管理作業をしながらそう話してくれるのは、富岡市下高尾の堀込聖さん(27)。
堀込さんは東北大学農学部を卒業後、群馬県農業試験場で、研修生として土壌分析などの土づくりについて学びました。そんな堀込さんに、おぼろげながら感じていた自然農法の良さを実感させたのが、その後入学した自然農法大学校(静岡県伊豆の国市)での1年間だったそうです。
「自然農法とは、現在の有機栽培のもとになった農業技術。父の話で聞いていた自然農法の素晴らしさが、この学校に入ったことで確信へと変わりました。私の個人研究のテーマは『混植』。在学中は講義と実践を平行して学べたことがとても有意義だった」という堀込さんは2004年春、実家に戻り就農しました。堀込さんの父・理さん(57)は「私が選んだ自然農法を、息子に理解してもらったことが何より嬉しい。今年から、玉ネギ栽培を聖に任せました。きっと、素晴らしいものを作ってくれると思います」と喜びます。
堀込さんは昨年、「野菜ソムリエ」の資格を取得しました。その繋がりが、有機レストランなどへの販路開拓にも役立っているそうです。これからは、自分独自の作目も考えています。「父と一緒に、自然農法の素晴らしさをたくさんの農家に伝えたい。そのためには、まず技術体系を確立して、手本になれるような、自分の経営面での成果を上げなければと思っています。目標は自然農法の産地化です」と語る堀込さんです。 |
|
|

もどる