2006年12月の「ガンバル!かぶらのお百姓さん」
今月のお百姓さんは
南牧村大塩沢
神戸延男(まさお)さん・みつ江さん

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▲「孫の成長が何よりの楽しみ」と話す神戸さんご夫妻。一昨年に結婚50周年を迎えました。
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コンニャク専業
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「コンニャク掘りは10月中旬から始めました。ちょうどいま、出荷の準備が終わったところです。あとは、ここにある生子を囲って、冬耕すれば一段落。近くの温泉でも行ってのんびりしますよ」
空気がはりつめ、もうすぐ冬を迎えようという11月の中旬、自宅の庭先で作業をしながらそう話すのは、南牧村大塩沢の神戸延男さん(80)。
神戸さんと奥様のみつ江さん(76)は、コンニャク専業農家。「コンニャクを作り始めたのは、子どもの頃から。もう何年になるか忘れたね。昔は自宅の裏山の段々畑で、自然薯(じねんじょ)を育てていました。とにかく急で狭い畑でね。『一本棒』というL字の農具でコンニャク玉を傷つけないよう、ていねいに掘り起こすのが大変だった。コンニャクのほかに、養蚕もやっていて、桑を担いで運んだりもしました」と当時を振り返る神戸さん。以前は、この集落のほとんどがコンニャクを作っていたそうですが、今では神戸さんのほか二軒ほどになってしまったそうです。
「今は、エンジン付きの一輪車など機械のおかげで、仕事が楽になったけど、反面、機械が入れない裏山の畑は、耕作できず荒れてしまった」という神戸さんの今年の悩みは、鳥獣被害だとか。「今年はとにかく、クマやイノシシなど『山のもの』がたいへん多いんです。栗はクマに、山芋などは収穫前日に、みんなイノシシに食べられてしまいました」と嘆きます。
「趣味もコンニャク栽培」という神戸さんの毎日の楽しみは、焼酎で晩酌すること。今後の目標を伺うと「孫の成長が何よりの楽しみ。孫に小遣いをあげられるよう、これからも、健康のうちは少しずつでもコンニャク栽培を続けていきたい」と笑顔で話す神戸さんご夫妻です。 |
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