サトイモ

「サトイモ」の名前は、山野に自生する「ヤマイモ」に対して、里でつくられるイモということで、室町時代から使われていたようです。サトイモの主な成分はでんぷんと糖質ですが、カロリーは低く、ねっとりとしたぬめりが特徴です。
このぬめりは、糖質とタンパク質の複合体であるムチンや、多糖類のガラクタンなどによるものです。これらの成分は肝臓や腎臓の機能を高め、滋養強壮に役立ちます。
特にムチンは胃の粘膜を保護し、腸の活動を活発にする働きがあり、体内の新陳代謝をよくすることにより、血糖値、コレステロールを抑えます。また便通をよくして、美肌づくりにも一役買っています。
そしてもう一つ、サトイモにはカリウムが多く含まれています。その量はサツマイモやジャガイモを大きく上回り、果物と比べると柿の約4倍、リンゴの約6倍です。カリウムには血液中の不要なナトリウムを排出させ、血圧を下げる働きがあります。そこで高血圧改善に優れた効果を発揮します。
このように生活習慣病にも美容にも効果のあるサトイモ。ぬめりを十分に生かしておいしく食べるためには、調理の際、洗いすぎないことがポイントです。そして煮物や汁物にして、溶け出したぬめりごと食べるといいでしょう。皮付きの小イモを茹でただけの「衣被ぎ(きぬかつぎ)」なら、簡単な調理でサトイモのぬめり成分を十分に摂取できます。
収穫時期 10月〜12月
簡単クッキング紹介
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