2003年5月のニュース

遊休農地の繁殖和牛が子牛を出産
 富岡市小野地区の遊休農地対策などを目的に、繁殖和牛を放牧肥育しているJA小野支所農業振興会の和牛が5月30日、放牧地でかわいい子牛を出産しました。
 昨年4月、10ヶ月齢の和牛4頭を放牧(現在は6頭)し、3頭が授精。今回はその内の1頭が、30kgのメスの子牛を出産しました。遊休地対策としても、雑草がおおい茂っていた農地が、順調に再生し、牧草が茂る牧場になっています。
 日頃和牛の管理をする小野支所の新井米雄さんは、「出産直後の子牛が、牧草を食べ始めるまでは注意が必要。これからは、事業として成果を出せるよう振興会一丸でがんばりたい」と意欲を見せています。
 同振興会では、子牛の名前を一般から募集し、正式に登録することを決めました。
 ご応募はpostman@jakantomi.comまで(件名に子牛の名前と書いてください。締め切りは6月末日)


生まれた子牛の世話をする新井さん

インショップ産地で日帰り収穫体験ツアー
 西友リヴィン光が丘店は5月24日、消費者を集めてJA管内の産地で日帰り収穫体験ツアーを開きました。
 同店は、JAの毎朝直送ブランド農産物を届ける「インショップ」第1号店を1998年にオープン。その後現在までに、都内を中心に13店舗が西友リヴィンの店舗に出店しています。
 今回の企画では、インショップ利用客に産地に来てもらい、収穫体験などを通して、農業を肌で感じ、普段買っている農産物の生産工程やその安全性を理解してもらうことが目的です。
 当日は、女性や子どもを中心に41人の消費者が参加、原木しいたけ生産者の富田久さん(富岡市野上)のしいたけハウスや、減農薬・減化学肥料で、玉ねぎの特別栽培を行う大橋始さん(富岡市中高瀬)の玉ねぎ畑を訪れ、富田さんや大橋さんから、農産物の安全性や購入後の保存方法、美味しい食べ方などの話を聞いたあと、しいたけや玉ねぎの収穫を体験しました。
 参加者は「しいたけや玉ねぎがどのように作られるのか、はじめて知りました。産地を訪れたことで、安心してインショップの農産物を買うことが出来ます」と話していました。
 西友リヴィン光が丘店では、10月に2回目の企画ツアーを計画しています。


大橋さんのほ場で、特別栽培の玉ねぎを
収穫するツアー参加者

富岡げんきフェスタで青壮年部の直売所が人気
 富岡の町を元気にしようと始まった「富岡げんきフェスタ」(富岡げんき塾主催)に、JA甘楽富岡の青壮年部が野菜直売所を出店、イベントを盛り上げました。
 今回で5回目を向かえる同イベントは5月24日、富岡市宮本町通りの空き地で開かれ、例年、フリーマーケットや餅つき大会、紙芝居などのイベントを目当てに大勢の来場者が訪れます。
 当日は、同青壮年部部員13人が朝穫りしたナスやキュウリ、イチゴなどを安価で販売。イベントへ来場した人たちが、新鮮な野菜に次々と手を伸ばしていました。


新鮮な朝採り野菜が大人気でした

直販センターが安全研修会
 農産物に対する安全性が問われている今こそ、生産者の意識を高め一般消費者からの信頼を獲得しようと、JA直販センター運営委員会は5月20日、同JA本所大ホールで食品安全研修会を開催しました。
 参加したのは、直販事業を利用する会員650人。挨拶の中で、同運営委員会・北村俊雄委員長は、「会員一人一人が自覚を持って、消費者に安全安心な農産物を届けよう」と述べました。
 研修会では、JA全農ぐんま企画開発課の鬼形明房氏を招いて、「消費者に安全と安心を届ける農薬の安全な防除」と題して講演が行われました。
 同委員会は、今後も会員の意識向上を図るための研修会を開催していく方針です。

講師(右)の話を熱心に聞く直販会員

人工飼料育で春蚕掃き立て
 富岡市相野田の小野人工飼料育センターは5月10日、春蚕の掃立て作業を行いました。
 同センターは、蚕病防除を徹底しコンベアを移動するトレーに稚蚕を入れ、人工飼料を与えながら三令まで育てる事が出来る施設です。
 作業はJAや普及センターの養蚕担当職員と、地元農家など10人で行い、今月の20日に管内の養蚕農家へ配蚕する予定。
 JA営農事業本部では、管内の春蚕予定収量を全体で約15tと見込んでいます。

自動化された飼料育設備での作業

玉ねぎの立毛共進会を開催
 玉ねぎの生産技術・品質向上を図ろうと、JA玉ねぎ生産部は5月8日に、平成15年度玉ねぎ立毛共進会を開きました。
 同生産部では、減農薬・減化学肥料の特別栽培に取り組んでおり、今回審査した19ヶ所すべてが、同栽培方法を実践しているほ場となりました。
 当日は、本部役員・普及センター担当者など16人が、ほ場の管理や生育状況などの品質について審査を行い、柳沢晃さん(富岡市上高瀬)のほ場が第1位に選ばれました。
 同生産部では、6月上旬に目揃え会を行い、初出荷を目指します。

玉ねぎのほ場を審査する生産者

施設ナス部会が目揃え会
 JA施設園芸ナス部会は5月7日、甘楽営農センター(甘楽町福島)会議室で半促成ナスの出荷規格目揃え会を開きました。
 同部会は、今年度より訪花昆虫マルハナバチを導入、自然受粉を行うことで減農薬栽培の実践と作業効率向上に取り組んでいます。
 当日は15人の施設ナス生産者が集まり、FG袋や箱詰め出荷時の規格の統一、マルハナバチ導入時の注意事項、栽培計画書の提出について確認しました。

規格の確認をする施設ナス生産者


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