2006年7月〜9月のニュース

農業研修の成果を農家に報告
JICA青年海外協力隊候補生ら6人
 

▲成果を発表する協力隊候補生(左)

 NPO法人・自然塾寺子屋(矢島亮一理事長)主催のJICA青年海外協力隊候補生による技術補完研修最終報告会が9月29日、JA甘楽富岡本所で開かれました。同JA管内の農家で研修を受けている同協力隊候補生らが6カ月間の活動を発表しました。
 技術補完研修を受けた候補生は6人。JA青年組織協議会などの協力を得て、5軒の農家で農作業を手伝いながら、派遣予定の開発途上国で生かせる栽培技術などを学んできました。
 報告会では、自ら研究材料に選んだ野菜栽培の紹介や生産農家の現状など「机上では学べない、派遣先で役立つ体験が出来た」などと成果を報告。また、派遣先での活動計画も示しました。来年、語学研修終了後にモザンビークやニジェール、ボリビア、ソロモン、パナマに派遣される予定です。
 青年海外協力隊とは、独立行政法人・国際協力機構(JICA)が実施する開発途上国の人々のために、自分の能力、経験を生かしてみたいという若者を支援するプログラム。現地の人々とともに、同じ言葉を話し、同じ家に住み、同じものを食べながら、その国の人づくり・国づくりに協力する「草の根レベルのボランティア活動」。派遣期間は原則2年間。
進めよう! 輸入に負けない、こんにゃく栽培を。
富岡市で群馬県こんにゃく現地研究大会
 

▲大会宣言を確認する参加者

 群馬県と県こんにゃく研究会は9月14日、富岡市上黒岩の「かぶら文化ホール」で、平成18年度の群馬県こんにゃく現地研究大会を開きました。生産者が一丸となって、輸入に負けない国産コンニャクの栽培を進めようと、600人のコンニャク農家が参加しました。参加者は「環境保全型の安心・安全なコンニャク生産」「新技術導入による省力化、遊休農地を活用した積極的な規模拡大や複合経営の実践」「農薬の適正使用と栽培履歴の記帳徹底」など5つの大会宣言を確認し合いました。
 午後には、現地ほ場視察研修として、JA甘楽富岡管内のコンニャクほ場4ヶ所を視察しました。
女性会がマイ・バッグ・キャンペーン
 

▲買い物客に運動参加を呼びかける女性会メンバー

 JA女性会(小池はるみ会長)は9月9日、管内の量販店店頭で行う、マイバッグ・キャンペーン推進のためのチラシ配りに参加しました。
 この運動は、家庭から出るゴミの7%を占めると言われているレジ袋を使わず、持参した袋で買い物に行くことで、環境に優しい生活を習慣づけようと、各地域で行っている省資源活動。同JA管内のAコープ各店も参加店舗となっています。
 当日は、女性会の役員ら9人が、Aコープ富岡店店頭などで、キャンペーンのチラシと応募カード各200枚を、買い物客に配りながら運動参加を呼びかけました。
女性会「カトレア新屋支部」がボランティア活動
 

▲真砂校長(左)にハンドタオルを手渡す女性会メンバー

 JA女性会「カトレア新屋支部」(堀口すみ子支部長)は9月5日、メンバーが手作りした雑巾やハンドタオルを地元の小学校に寄贈しました。同支部では、独自のボランティア活動の一環として2005年6月、愛情込めた手作りの品物を施設などに寄付しようと、材料となる手ぬぐいやバスタオルなどをメンバーが持ち寄り、ハンドタオルや雑巾を作製。同年8月と11月に、地元の保育園と幼稚園に計140枚のタオルや雑巾を寄贈しています。
 3回目となる今回は、甘楽町立新屋小学校。堀口会長ら4人の支部役員らは、真砂知恵子校長にハンドタオル20枚、雑巾50枚を手渡しました。真砂校長は「最近は、何でも既製品で済ませてしまう傾向があり、こうやって、手を加えた物の良さが感じられなくなっている。大事に使わせていただきます」と受け取りました。
道路の植え込みにコンニャクが!?
 

▲植え込みから顔を出すコンニャクの葉

 富岡市下高瀬の主要地方道富岡万場線・インター西通りの植え込みに、コンニャクが育ち話題となっています。
 草丈約80CMのコンニャクの周りに、50CMほどのものが2本仲良く自生。この周辺にはコンニャクの圃場(ほじょう)もなく、どこから運ばれてきたかは分かりません。
 植え込みから、ちょこんと顔を出すコンニャクの葉に、歩道を通る人々が珍しそうに目を留めています。
シルクデーで蚕桑研究会がPR活動
 

▲生きた蚕に目を留める来場者

 養蚕と国産シルク製品の紹介・普及活動を行っている甘楽富岡蚕桑研究会(高橋純一会長)は7月29日、第21回ザ・シルクデーで国産シルクのPR活動を行いました。
 会場は、群馬県や富岡市が世界遺産登録を目指している富岡製糸場(国重要文化財・富岡市富岡)敷地内の東繭倉庫。
 当日は、生きた蚕や生糸、養蚕関連のパネル、地元産繭を使ったタオルやシャンプーなどを展示。また、座繰りや繭玉でマスコットを作る繭クラフトの体験コーナーなどを設け、同会メンバーらが、訪れた家族連れなどを指導しながら国産シルクのPRを行いました。
土着天敵生かし減農薬! オクラ栽培
 

▲ポスターの説明をする指導センター職員

 富岡地区農業指導センターは、土着天敵を活かした防除法により、農薬散布を大幅に減らすオクラ栽培用の総合的病害虫管理(IPM)技術ポスターを作成しました。JAオクラ生産部を通じ、管内のオクラ生産者に配布した。同センターでは、すでに露地ナス栽培用のIPMポスターを作成し実績を上げています。今回のオクラ用は全国的にも例を見ないもので、安心安全で環境に優しいオクラ栽培に生産者の期待が高まっています。
 土着天敵とは、オクラの害虫アブラムシ類を捕食するハナカメムシ類など、もともと圃場(ほじょう)に生息する益虫のこと。農薬を極力使わず、オクラの圃場に生息するこれら有用天敵に、害虫駆除を手伝ってもらおうというもので、農薬の使用回数は、従来の半分以下に、使う農薬も土着天敵を殺さない比較的弱いもので、自然環境にやさしい防除技術となっています。
 B2サイズの同ポスターには、生産者がより効果的な作業が出来るよう、天敵の見分け方や、使用できる農薬の選択などをわかりやすく紹介し、カラー写真を入れて露地オクラ農家の実用場面を想定したもので、農業技術センターなど試験研究機関の協力を仰ぎ、最新情報を盛り込んだ完成レベルの高いものに仕上がっています。
 7月5日と6日、同JA管内4ヶ所で開かれたオクラ栽培講習会で、参加した生産者にポスターを配布し、同センター職員らが説明を行いました。


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